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麻場友姫胡(Asaba, Yuiko)

麻場友姫胡(Asaba, Yuiko)

バイオリン奏者、声楽家.

 

  イギリス、アルゼンチン、日本。各国で絶賛される若きタンゴ・バイオリン奏者。タンゴの本場ブエノスアイレスでの第一線の活躍のあと、現在日本でピアノのRyokoとともにタンゴ・カテドラルDuoとして活動中。

 

 3歳より、叔母であるタンゴ・バイオリン奏者の麻場利華よりバイオリンを与えられ、バイオリンを始める。7歳で、巨匠へルマン・クレッバースの公開マスタークラスの受講生に選ばれる。 

 

 

 1995年、英国レーク・ディストリクト音楽祭(Lake District Summer Music Festival)のクリストファー・ローランド教授(Christopher Roland) のマスタークラスで演奏した際、ローランド教授より英国ウェルズ・カテドラル音楽学校(Wells Cathedral School) のリチャード・アイルランド教授(Richard Ireland)のもとへ留学を勧められる。  

 

 

  13歳という若年にありながら奨学生に選出され、14歳で上記音楽学校に留学。イギリスではバイオリンのほか、声楽の才能も見いだされ、1998年英国ターントン音楽祭(Taunton Music Festival)にて、「英国の伝統曲(British Art Song)部門で優勝。2000年の英国バーミンガム市声楽コンクール(City of Birmingham Choir Singin Challenge)では入賞を果たしている。 

 

 

 また、2001年には日本伝統芸能、演劇トレーニング・コース(T.T.T: Traditional Theater Training 日本)での奨学金も獲得するなど、演劇でもその才能を光らせた。 

 

 

 大学・大学院時代をとおして、ソリスト・室内楽奏者としてロンドンのセント・マーチン・イン・ザ・フィールドやロイヤル・フェスティバル・ホールなどのコンサート・ホールで演奏するなど顕著な活躍をみせている。 

 

 

 その学生時代、自身のバイオリンに行き詰まりを感じた際に、アストロリコの門奈紀生のバンドネオンの音色に救われた経験があり、有志をつのりタンゴの演奏をはじめる。このときのメンバーに、ウェルズ・カテドラル音楽学校の同級生であり、現在もDuoとしてともに活動するRyokoが参加している。 

 

 

 卒業後、英国王立音楽学校に入学するが、「音楽」についてさらに深い理解を得るためにロンドン大学にて楽理を専攻する。 

 

 

 また、大学院の専攻に民族音楽学を選び、修士論文の題材には『アルゼンチン・タンゴ・バイオリン奏法』と設定。執筆中に改めてタンゴのバイオリン演奏に目覚め、叔母の所属するアストロリコとも長い親交のあるオスバルド・レケーナを介して、スアレス・パスに師事するため、2004年アルゼンチンへ渡りディプロマを受ける。 

 

 

 一度ロンドンに戻り学業を終えたあと、2005年再度アルゼンチンへ渡りオルケスタ・エスクエラ・デ・タンゴに入団。エミリオ・バルカルセを始め、ビクトル・ラバジェンラウル・ガレーロなど数々のタンゴの伝説の巨匠達の元で研修を積む。オルケスタ・エスクエラ・デ・タンゴ・エミリオ・バルカルセでは、アルゼンチン国内及びローマでの演奏をおこなった。 

 

 

 2007年アルゼンチン国立フィリベルト楽団に参加。主要メンバーとして、ツアーでの演奏や、アシスタント・コンサート・ミストレスとして同楽団のCD『Tango』『Folklore』を録音。ほか、テレサ・パロディ(Teresa Parodi)の『Autografia』の録音にも参加した。 

 

 

 タンゴの本場で、各局のタンゴ番組にも多く出演するなど、タンゴ・ミュージシャンとして精力的な活動を続けるなか、レオポルド・フェデリコや、アストル・ピアソラとのコンビで有名な詩人オラシオ・フェレール、タンゴ評論家のネリーダ・ルーチェットなど現代タンゴ界を牽引する巨匠に出会い、薫陶を受ける。一方、ラミーロ・ガジョ氏やウンベルト・リドルフィ氏など若手の新鋭気鋭のバイオリニスト達や、往年の名手カルロス・ガルバン氏率いる五重奏団などへのサポートメンバーとして厚い信頼を受けて共演をかさね、高い評価を得ている。 

 

 

 また、アルゼンチン主要テレビ局の交響楽団であるオルケスタ・シンフォニカ・デル・カナル・シエテ(Orquesta Sinfonica del Canal 7)の第1バイオリン奏者として活動。2007年9月ドイツのチェロ奏者ジェシカ・クンと国立博物館ベーリャス・アルテス(Museo Nacional “Bellas Artes”)でリサイタルを開催。また、メルセデス・ソーサが収録した最後のアルバム『カントーラ・ウノ(Cantora 1)』『カントーラ・ドス(Cantora 2)」の録音に参加するなど、ブエノスアイレスでは第一線で活躍し、そのジャンルは多岐に渡る。 

 

 

 2009年2月に日本へ帰国。ピアノのRyokoとともにタンゴ・カテドラルDuoを結成。2009年秋に『祖国へ・・・ありがとう』ライブ・ツアーをおこなった。また、2010年1月から2月にかけては同ツアーの第2弾を、バンドネオオンの門奈紀生氏、ギターのレオナルド・ブラーボ氏を迎えて開催する予定。                                 

 

 

*記事は2009年12月掲載   

 

・麻場友姫胡の参加オーケストラ
ロンドン大学交響楽団、コンサート・ミストレス(2002年~2004年)
オルケスタ・エスクエラ・デ・タンゴ・エミリオ・バルカルセ(2005年~2007年、ローマへツアーも含む)
アルゼンチン国立フィリベルト楽団(2007年~2009年、第1バイオリン)
エル・アランケ(2007年、第2バイオリン)
「マデーロ・タンゴ」にて、ウンベルト・リドルフィの楽団(2008年、リドルフィの第2バイオリン)
ラミロ・ガージョ・オルケスタ(2008年、ガージョの第2バイオリン)  

 

 

・麻場友姫胡の出演TV番組
ソロ・タンゴ(Solo Tango)局のタンゴ・ショーのコマーシャル
アメリカ・ベインティクアトロ(America 24)局 の『カジノ・タンゴ・ショー』
ソロ・タンゴ局の番組『ポル・エル・タンゴ(Por El Tango)』インタビュー及びソロ
  

 

 

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