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ホセ・コランジェロ(Colángelo, José)

ホセ・コランジェロ(Colángelo, José)

1940年ブエノスアイレス生まれ.
ピアノ奏者  

 

 レオポルド・フェデリコ(Leopoldo Federico)やアニバル・トロイロ(Aníbal Troilo)など、伝説的なオルケスタで演奏し、現在も一流レベルで活躍するピアノ奏者・指揮者。レオポルドやトロイロの影響を受け、時代に流されることなく、常に進歩的なものを求めた。作曲家としても名曲を残している。

 
・ピアノへ
 
 ブエノスアイレスのフローレス地区に生まれたコランジェロの洗礼名はホセ・レオナルド・コランジェロ(José Leonardo Colángelo)。父はアマチュア・バンドネオン奏者だったため、コランジェロもバンドネオンとアコーディオンに夢中になるが、すぐにピアノの道を歩むようになる。

 エクトル・マリア・アルトラ(Héctor María Artola)に師事し、1955年にLR2ラジオ・アルヘンティーナの番組内で、アルベルト・ダビラ(Alberto Dávila)楽団のピアニストとしてデビュー。10年以上にわたり、様々な楽団で演奏した結果、あらゆるスタイルでの演奏を身につけていく。  

 

・多岐にわたるキャリア
 
 マルクシート(Marcusito)こと、ルイス・サルヴァデオ(Luis Salvadeo)率いる若い楽団から、エミリオ・オルランド(Emilio Orlando)やロレンソ・バルベロ(Lorenzo Barbero)の「ラス・ヌエバス・エストレージャス・デル・タンゴ(Las Nuevas Estrellas del Tango、タンゴの新星たち)」へ。

 1956年のLR4ラジオ・スプレンディッド(Radio Splendid)でのアンヘル・ヘンタ(Ángel Genta)の楽団での演奏から、伝統主義のフアン・デ・ディオス・フィリベルト(Juan de Dios Filiberto)楽団とのアルバム制作も。ここではアルバム制作に重要な役割を果たしたことなる。

 40年代・50年代の独自のスタイルを持つエンリケ・アレッシオ(Enrique Alessio)、リカルド・マレルバ(Ricardo Malerba)、アンヘル・ドミンゲス(Ángel Domínguez)などの楽団、また「タンゴのソリストたち(Los Solistas del Tango)」として前衛主義者たちと共演。ここではエドゥアルド・ロビラ(Eduardo Rovira)編曲での演奏をおこなった。
 
 また歌手エドゥアルド・ソラノ(Eduardo Solano)の伴奏も務めた。1959年にはオラシオ・サルガン(Horacio Salgán)楽団のメンバーとLR3ラジオ・ベルグラーノの番組に出演。「タンゴの大使たち(Los Embajadores del Tango)」の名で演奏した。  

 

・レオポルド・フェデリコ、フリオ・ソーサ     

 

  1962年、レオポルド・フェデリコに招かれ、歌手フリオ・ソーサ(Julio Sosa)のピアノ伴奏をし、そのごフリオ・ソーサが1964年に亡くなるまでともにレコーディングをおこなった。コランジェロはその後も、レオポルド・フェデリコとの共演をつづけたが、それと平行して、マレルバ(Malerba)とのセッションや自身のカルテットでの活動をこなしていった。

 「タンゴのための4人の仲間たち(Cuatro Amigos para el Tango)」という名のコランジェロのカルテットは、LR1ラジオ・エル・ムンドでデビュー。  

 

・アニバル・トロイロ楽団へ    

 

 オスバルド・ベリンジェリ(Osvaldo Berlingieri)がアニバル・トロイロの楽団を離れることとなったため、コランジェロは絶好のチャンスをいかし、そのポストにつく。初演は1968年の11月。その他、トロイロのカルテットでも演奏した。
 

 またコランジェロは、ネストル・マルコーニ(Néstor Marconi)、オマル・ムルタフ(Omar Murtagh)、アニバル・アリアス(Aníbal Arias)とともにカルテットを結成する。1979年には歌手ギジェルモ・ガルベ(Guillermo Galvé)やアナ・パウラ(Ana Paula)なども参加した、大人数のオーケストラを指揮した。  

 

・ホセ・コランジェロ作曲の作品 

  トロイロに捧げた『アニバル・フエジェ(Aníbal Fuelle)』
『アウンケ・トゥ・メ・ロ・ニエゲス(Aunque tú me lo niegues)』
『カラス・デル・パサード(Caras del pasado)』
『クリスト(Cristo)』
『デ・ミヌート・ア・ミヌート(De minuto a minuto)』
『ドゥエンデ・イ・ミステリオ(Duende y misterio)』
『フォルティン・セロ(Fortín Cero)』
『フアナ・バルジョ(Juana Barullo)』
『ラス・デル・ウミルデ・ケレル(Las del humilde querer)』
『ラス・ロンダス・デ・エネロ(Las rondas de enero)』
『ルナ・モレーナ(Luna morena)』
『マメンバ(Mamembá)』
『マトラキン(Matraquín)』
『メ・ロ・ディステ・トド・エナモラダ(Me lo diste todo enamorada)』
『ミロンガ・ケ・カンタ・エル・プエブロ(Milonga que canta el pueblo)』
『ミ・トルメント(Mi tormento)』
『パ・ケ・メ・ボイ・ア・アプラル(Pa' que me voy a apurar)』
『プラセアンド(Plazeando)』
『プエルタ・デ・バリオ(Puerta de barrio)』
『テ・ダス・クエンタ?(¿Te das cuenta?)』
『テニア・ラソン(Tenía razón)』
『トドス・ロス・スエニョス(Todos los sueños)』
『ウナ・シタ・エン・エル・2000(Una cita en el 2000)』
『ウン・ピアノ・エン・ラ・ノチェ(Un piano en la noche)』など 

 

・ホセ・コランジェロが伴奏した歌手

エルバ(Elba)
ラウル・ベロン(Raúl Berón)
マリオ・ブストス(Mario Bustos)
カルメン・ドゥバル(Carmen Duval)
ネストル・ファビアン(Néstor Fabián)
ロベルト・フロリオ(Roberto Florio)
ロベルト・ゴジェネチェ(Roberto Goyeneche)
アルベルト・マリノ(Alberto Marino)
エクトル・マウレ(Héctor Mauré)
スサーナ・リナルディ(Susana Rinaldi)
アルバ・ソリス(Alba Solís)
ネリー・バスケス(Nelly Vázquez)など