レオポルド・フェデリコ(Federico, Leopoldo)
1927年ブエノスアイレス生まれ.
バンドネオン奏者、作曲家、指揮者
ディ・サルリからピアソラまで、バンドネオンのトップリーダーたちがレオポルド・フェデリコの才能を認めてきた。自身のオルケスタ・ティピカは1958年に結成され、現在も活動。
1940年代の伝統的なスタイルと、1950年代の前衛的でダイナミックなサウンドをオリジナルスタイルとして組みあわせており、洗練されたバンドネオン演奏のテクニックを、オルケスタの音楽スタイルに昇華したようにも思わせる。
・デビュー、ピアソラとの親交
フェリクス・リペスケルとパキート・レケーナに師事した後、1940年代にキャバレー・タバリスに出演していたディ・アダモ=フローレス楽団でプロデビュー。その後、オスマル・マデルナ、オラシオ・サルガン、アルフレド・ゴビ、カルロス・ディ・サルリから呼び声がかかる。
それぞれのもつ音楽性に共通性を持つアストル・ピアソラとは、長年にわたる親交があり、ピアソラのオルケスタ・ティピカでも演奏。タンゴ界の革命的な存在であるオクテート・ブエノスアイレスにも参加した。ピアソラ作「バンドネオン協奏曲」の演奏においては一目置かれる存在。
・第一線の活躍
短い期間ではあるが、ピアノ奏者のアティリオ・スタンポーネとも共同指揮者として楽団を率いた。1958年にラディオ・ベルグラーノからの依頼で、自身のオルケスタ・ティピカを結成。歌手フリオ・ソーサがソロ活動をしていた期間の伴奏を担当し、器楽演奏レパートリーの幅も広げる。
ヨーロッパと日本での演奏経験もある。ギターのロベルト・グレラ、ピアノのオスバルド・ベリンジェリや、オラシオ・マルビチーノとアダルベルト・セバスコのトリオや、オスバルド・レケーナとも共演した。 クリスティアン・パウルス監督のドキュメンタリー『ポル・ラ・ブエルタ』にはレオポルドのエネルギッシュな姿が映し出されている。
2003年からカフェ・デ・ロス・マエストロス・プロジェクトに参加。2005年にはセレクシオン・ナシオナル・デル・タンゴのメンバーとなった。
・作曲
『フリオ・アウマーダの肖像』
『カブレーロ』
『センティメンタル・イ・カンジェンゲ』
『やせっぽちのパスへ』レケーナと共作
『コインシデンシアス』
『秋のカプリチョ』
『夜のプレリュード』
『ブエノスアイレスのヒロコ』
『今日のミロンゲーロ』
『タンゴの夢』レオポルド・フェデリコの楽団ピアニストのニコラス・レデスマと共作
『アル・ガローペ』ドミンゴ・ルリオと共作





